フィンランド語の文字組み
ä・ö・åは、記号を添えたa・oではなく、アルファベットの一字です。全大文字の見出しやロゴでも点や輪を落とさず、別の文字に置き換えません。同じ文字を重ねて書くかどうかで意味が変わり、tuli・tulli・tuuliは火・税関・風を表します。重なった文字をまとめたり、見分けにくくなるほど字間を詰めたりしません。verkkokauppaのような長い複合語や、EU:ssaのような格語尾も語の一部です。ボタンや入力欄のラベルは、語を切らずに収まる幅を確保します。
目的も読み手も違うのに、同じ構成を繰り返さない。文章の意味や情報の優先順位を踏まえて、文字組み・余白・レイアウトを考える。KUMIHAN|Rytmiは、デザインを画一化するためではなく、一つひとつの制作物をよりよくするための指針を提供します。フィンランド語では、まずその文字が順に読むものか、UIで操作するものか、見出しやロゴ、ポスターとして見せるものかを見極め、それに合うリズム(rytmi)を探ります。
制作と見直しに共通する、KUMIHAN|Rytmiが大切にする考え方。
ä・ö・åは、記号を添えたa・oではなく、アルファベットの一字です。全大文字の見出しやロゴでも点や輪を落とさず、別の文字に置き換えません。同じ文字を重ねて書くかどうかで意味が変わり、tuli・tulli・tuuliは火・税関・風を表します。重なった文字をまとめたり、見分けにくくなるほど字間を詰めたりしません。verkkokauppaのような長い複合語や、EU:ssaのような格語尾も語の一部です。ボタンや入力欄のラベルは、語を切らずに収まる幅を確保します。
伝える順番と情報の重要度を整理し、目的に合ったレイアウトを考えます。本文、UIの文言、数値、見せる文字(見出し、ロゴ、ポスター)を別々に扱います(調査では、公共のSuomi.fiデザインシステムが小さな画面でも本文を18pxに保ち、H1を40pxから32pxに縮めています)。行末の分綴はverkko-kauppaのように複合語の境界を優先し、検証済みの辞書なしに一律で有効にしません。
名前・引用・数値・日時・コード・意味を守ります。フィンランド語の引用符は通常、開きも閉じも同じ”…”で、英語式の“…”へ一括変換しません。1 234,50の空白と小数点のコンマ、18,90 €・20 %の空白、21.10.2026やklo 10.30のピリオドを保ち、EU:ssaや20 %:nはコロンの後で分断しません。標準的な書き言葉、話し言葉、selkokieli(やさしいフィンランド語)の間の書き換えは編集にあたるため、提案として記録し、黙って書き換えません。
完成物の気になる点を、対象を変更せずに確認・整理するための指針です。hyphensを宣言しただけでは、フィンランド語が正しく分綴された証拠になりません。表示結果をブラウザごとに確かめます。長い語は活用形で、320 CSS px幅と200%拡大の条件で試し、日時・料金・会場などの必要な情報を装飾文字や画像化した文字だけに頼らせません。
DESIGNED FOR THE MESSAGE
KUMIHAN|Rytmiは完成デザインを一律に指定しません。使う媒体や条件に合わせて考えるための知識を提供します。「フィンランドらしい」唯一の書体や、北欧ミニマルの定型はありません。FrakturからAntiquaへの移行は段階的に進み、いまも公共のUI、新聞、手描きのフェスティバル表現、古い看板に由来するブランド文字が共存しています。書体はText/Headlineの別、ウェイト、幅、版、利用条件まで比べます。
制作の入口から、Web・資料制作・レビューまで。
目的・読者・媒体・各部分の役割(読む本文、UI、数値、見せる文字)・文体(一般語、話し言葉、selkokieli)・編集権限を先に整理し、Web・資料・レビューへ振り分けます。
フィンランド語のWebサイト、記事、LP、UIの文字組みとデザインを支援。長い複合語と活用したラベル、複合語の境界での分綴、数値・日付・価格の書式も扱います。
報告書、資料、プレゼンテーションの構成と読みやすさを支援。”…”の引用符、表の等幅数字、書き出したファイルを開き直してのコピー・検索・読み順の確認、書体の利用条件、PDFの文字抽出も扱います。
制作物を変更せず、組版・情報・デザインの見直しを支援。指摘はルールと出典のIDに結びつけて示します。
導入方法は利用環境によって異なります。お使いのツールのガイドから、必要なスキルを選んでください。
初版v0.1.0は規則42件、独立スキル4種、版付きの配布ZIP15件(リポジトリで公開、GitHub Releaseは未作成)。母語校閲・実機表示・AIホストへの導入は未確認です。
KUMIHAN|Rytmiはオープンソース。ソースコード、配布ファイル、変更履歴はGitHubで公開しています。